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メコンの夕日とラオスビール


少しまだ陽が高かったが何もする事がなったので河を見ながら
のんびりしようと歩き出した。

道は少し入ると舗装なんてされてなく荒れた赤土が曝け出している。
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メコン河は宿からすぐ近くだった。

川岸には屋台がたくさん列を連ねていた。

愛想の良さそうなおばさんの屋台にしようと思い声をかける。
が、全く言葉が通じない。

焼き鳥のようなものがあったので鶏肉か豚肉か聞いているのだが
おばさんは困った顔をして顔を横に振っている。

僕の発音が悪いのか英語が全く通じないのか、どちらにしても
話が進まない。

思い切ってジェスチャーで聞いてみる。

両手をパタパタして鳥の真似をしてみた。
するとおばさんは顔をパッと明るくさせうなずいている。

今度は鼻に指を当て豚みたいな顔を作ってみた。
これは違うと顔を横に振っている。

僕は焼き鳥とつくね的な物を数本頼むとテーブルに移動し、
さらにラオス国産のビールを頼んだ。

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ビールを飲みながら他のテーブルや周りを見渡すが、外国人が
全くと言っていいほどいない。
やはりこんな辺鄙な街にはあまり来ないのだろう。

でも逆にそれが気に入った。

ようやく陽が傾きはじめると地元の家族連れが集まってきた。

彼らにしてもメコンに沈む夕日は特別なものがあるのだろうか。

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メコン河に沈む夕日を見ながら思った。


桃源郷とはこの事だったのか、と。
by tk-cafe | 2005-10-26 07:36 | インドシナ半島の旅 | Comments(17)

メコン河との再会


国境から出発したバスは山道を猛スピードで走っていた。

途中何も無い民家の前に止まり村人などを拾いながら走り続けた。
バス停なんてものはなく、「~さん家の前に~時位にバス来るらしいで」
といった具合なのだろう。

それにしても村人たちが色んな物を積んでくる。
かごに入ったニワトリ、野菜、謎の麻袋に入った謎の物体。

中でも度肝を抜かれたのは、野生化して大きくなった猫の死体や
網に入れてある大量の蛇である。
毒蛇なのか何なのか分からないが、メデューサの頭の様にニョロニョロと動き回っている!

たまったものではない。

停車するたびに詰まれてくる荷物に地元民たちは興味の眼差しを毎回向けている。
隣に座っていたじいさんは、僕にまで「あれを見ろ」と言わんばかりに
指をさしてくる。

山道を抜けて平坦な路が続き、昼過ぎにサバナケットの街に着いた。
とても小さな街だった。

宿を探そうと街を歩いていると公園で子供達が遊んでいる。
せっかくなんでラオス語で挨拶をしてみた。

僕「サバーイディー!」
すると子供達が全員で
「サバーイディー!!!!」
と返してくれた。
嬉しくなった僕は何度も声をかけ続け、子供たちもそれに答えてくれた。

なんて素直で無邪気な子供たちなんだろう、と素直に思ってしまった。

ラオスで初めての外交に気を良くした僕は宿を見つけ荷物を置くと、
メコン河の夕日を見に行く事にした。
by tk-cafe | 2005-10-24 17:53 | インドシナ半島の旅 | Comments(4)

インドシナ半島の旅、最後の国へ


夜行バスに乗っている。

ハノイ行きの夜行バス。

しかし、僕の行き先はラオスのサバナケット。
サバナケットに行くのが僕だけだった為途中まで乗せて行くらしい。

わけの分からない小さな街で降ろされ、待ってろと言われたので
待ってることにするが、辺りは真っ暗で人気も無い。

すると民家からおっさんが出てきて家に招き入れられる。
「君はここで一泊して、早朝ラオスに行く事になる」

その日の内にラオスに入れると思っていたので少しがっかりした。
部屋に入るとベットが2つ並んである。
ただの民家だと思ってたら、どうやらゲストハウスだったらしい。

横になり少しだけ眠り迎えのミニバスを待った。

ミニバスのメンバーは2人の運転手と僕と体のごついスウェーデン人。
山道を国境に向けて延々と進む。
何も無いような山道にも人々の暮らしがあった。
電気や水道は通ってるのだろうか??

国境ゲートに向かって歩いていると何人かのおばさんが近寄ってきて、ベトナムDong
からラオスkipに両替させてくれと言ってきた。
向こうの言い値なのでレートはかなり悪いのだろうが、ラオスに入って
ベトナムDongを両替できるか分からなったのでここで両替することにする。

ゲートに着きパスポートやビザを兵隊に見せる。
鉄の社会主義国の兵隊がニコッと笑って「O,K!」
と言ってくれた。

何でも無い事だが嬉しかった。

今回も徒歩での国境越え、島国日本に育った僕としてはやはり気持ちが高揚する。

ラオス側で僕達を待っていたバスはこれまでに無い位ボロかった。

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この先には桃源郷が待っているのだろうか?
by tk-cafe | 2005-10-20 06:42 | インドシナ半島の旅 | Comments(5)

古都フエへ


ホイアンでの数日に満足した僕は、加藤氏と日本での再開を約束を
して街を後にした。

バスはさらに北上して古都フエへ向かう。

バスの窓から見る風景はなかなかの絶景だった。
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数時間後フエに着き、よく日本人が利用すると言うビンジュオンG・Hに行く。
安い割りに広くてテレビまで付いていた。
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フエにもあまり滞在する理由はなかったが、ここから先のルートに悩んでいた。

このまま北上してハノイまで行くか、ベトナムの旅を終わりにして
ラオスに入ってしまうか迷っていたのだ。

ベトナムは縦に長い国なので北と南ではずいぶん違ってくる。
ハノイから南下してきた旅人は、ハノイは社会主義の色が強いと言っていた。
ラオスを抜けてベトナムに来ていた旅人は、ラオスは桃源郷みたいだと言っていた。

まぁ街をブラブラしながら考えよう。

それにしても沖縄にあるような建物が多い。
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さて、どちらのルートをとろうか
by tk-cafe | 2005-10-12 08:08 | インドシナ半島の旅 | Comments(4)

インドシナの誕生日


加藤氏と再会した夜はホイアン名物「カオラオ」を食べに行った。

これがなかなか美味い、さすが麺の国ベトナム。
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翌日は実は僕の誕生日。

それとなく加藤氏と日本人学生に伝え、翌日夜に会う事に。

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昼間は街をぶらぶら観光し、夜になるのを待つ。
夕方くらいに3人で飯を食いに行く事になり、街の食堂に入った。
これがまた美味い。
餃子のような点心で、皮の厚さも中身の具も申し分ない。

別のお店に場所を移し、白ワインでカンパイ!
しかしこの白ワインが全く美味しくなかった。
温いし、明らかに開封してから数日経っている。
とても飲めたものではない。


ぼんやりとしたホイアンの街並みを見ながらワインを飲んでると
景色もぼんやりとしてきた。

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でも初めて海外で誕生日を迎えた僕はそれでも満足だった。
by tk-cafe | 2005-10-11 03:52 | インドシナ半島の旅 | Comments(9)

提灯の街

ホイアンに着いたのは夜だった。

着いたバスはなぜか他の外人を降ろしても僕ともう一人の日本人
だけ最後まで降ろさず、少し離れたホテルまで連れて行かれた。

もちろん運転手に抗議する。
「おい、おっさん!なんで俺らだけこんなに遠いねん!?
 しかもやたらキレイなホテルやし高そうやんけ!」

とりあえず入って部屋だけでも見てみなはれ、と言う。

部屋に入ると大きくて清潔なベット、しかも蚊帳付き。
シャワールームを見るとバスタブ付きで、お湯が出る…。

心が揺らいだ。

僕「いくらだい?」

ホテルの男「たった6ドルや」

たまには良い部屋にも泊まりたいという気持ちが一気に大きくなった。
もう一人の日本人の学生も気に入ってるようだ。
場所も悪いし客も少なそうだし、ここは人助けで泊まってやるか…と都合の良い
理由まで考え出す始末。
それに、今からまた歩いて別のホテルを探すのは億劫だ。

泊まることにして荷物を置き、シャワーを熱い浴びた僕たちは
さっそく街にご飯を食べに行くことにした。

街は見ているだけで面白かった。
まるで「千と千尋の神隠し」に出て来るような風景だった。
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ぼんやりとした提灯の明かりが街中のいたる所にある。

「うわぁーめっちゃええ感じやな~」
と二人で話しながら歩き廻った。

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すると道の暗闇の中からいきなり声がする。

「あ!!加藤さん!?」

よく見るとカンボジアのプノンペンで別れた同じ名字の加藤さんがいた。
僕もつい

「あらら!!加藤さん!!」

インドシナ半島は意外と狭いのかもしれない。
by tk-cafe | 2005-10-06 05:56 | インドシナ半島の旅 | Comments(9)

千と千尋の神隠し

の舞台と言われている街「ホイアン」に来ている。
サイゴンからニャチャン、そしてホイアンへと来た。

サイゴンでは美味しい物三昧の生活をした。
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いずれも安くて美味しかった。
汚くて、安くてこんなに美味しいものが食べられるなんてなんて素晴らしい国だろう。
と、言うのがサイゴンのイメージになった。
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しかし、こんな事もあった。
一人カフェでお茶してると、目に障害を持った子供がお金を恵んでくれと言って来る。
チラッと後ろの方を見るとこの子の子供の父親らしき男がこちらをこちらを伺っている。
断わると親父は「チッ、次行くぞ」とでも言うように子供をつれて他の外国人にタカリに行く。
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サイゴンも他のアジアの国と同様に貧困があったのだ。


ニャチャンではこれと言ってする事は無かった。
中継地と考えていたのだが、久しぶりに見た海はキレイだった
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他にも道を歩いていると日本人のおっさんに声をかけられて、チラシをもらった。
どうやらこのおっさんが居酒屋をしているらしい。
このおっさんがなかなかくせもので、過去にシクロ(人力車)で日本まで行ったとか・・・。
変わった人がいるものである。
そのお店は「御父参カフェ」

ベトナム1号線を北上しホイアンに至る。
by tk-cafe | 2005-10-04 03:26 | インドシナ半島の旅 | Comments(7)


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