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海を渡る

スラーターニーに来て最初に目に付いたのが「漢字」の看板が妙に
多いという事だった。
タイは南部に来るにつれて華人(華僑?)が多くなるようだ。

その日の内にパンガンに入ってしまう計画なので、すぐにパンガン行きの
フェリーのチケットを扱う店を探した。

さすがパンガンの入り口の街、というだけあり船着場までのバス+パンガン行きの
フェリーをセットにしたジョイントチケットがある。
値段は290バーツ(約900円)。

出発まで多少時間があったので隣にある食堂でカオパッド(炒飯)を頼んで、いざ
食べようとするとバスの運転手が

「はい出発ですよー」
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焦って食べようとすると店の親父が弁当箱を持ってきてそれに入れてくれた。
親父に礼を言い、バスに乗り込む。

船着場を出る時あいにく空は曇空。

でも外の席で寝転がって海を進むのは気持ちが良かった。
途中、パンガンから戻ってくる船が来た。
乗ってる連中はこっちに向け子供の様な顔で手を振り何かを叫んでいる。

そうこうしてるうちに雨が降ってきた。(僕は雨男)
風までも強くなり揺れも酷い。(僕は船に弱い)

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港を出て約3時間、船はトンサラ港に着いた。
雨は止んでいたが、夕立の前によく見られる重い雲が空を覆っていた。
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by tk-cafe | 2007-07-26 05:38 | 南インド・マレー半島の旅 | Trackback | Comments(8)

未熟な月

タイに戻った僕は、タイ南部をさらに南下してマレーシアまで行くつもりでいた。
でも、なぜかカオサンで3日間もダラダラ(1日ビール10本)過ごしてしまう。

一気に南下してクアラルンプールまで向うのを変更して、タイランド湾に浮かぶ
小さな島「パンガン島」へ。

理由としては、ゴアでレイブに行けなかった僕に

「タイに戻ってマレーシアに行くならパンガン島に寄れば楽しいよ。間違いなく
 パーティーは行われてるからね。」

と現地で知り合った日本人の旅人が教えてくれたからだ。

しかも、ちょうど満月の時期にさしかかる。
噂に聞くパンガン島のフルムーンパーティーにどうしても参加したくなったのだ。
これは行くしかない、月がまだ未熟なうちに。

ただ、少し早めに島に入って宿を確保しないと満室なる上に値段が倍になるらしいので、
これ以上ここで飲んだ暮れてるわけには行かない、と重い腰を上げた。
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パンガン島へはスラーターニーと言う町から船で行くらしい。

とりあえず途中にある小さな町、チュンポンまで行って1泊して翌日の早朝の列車で
スラーターニーへ向う計画を立ててみた。

窓口で3等切符を買うつもりがなぜか満席で2等切符を買わされた。
なんで3等の切符が無いの?と聞くが、フルムーンが近いからね、と無表情の
駅員が少しニヤリとして答えるだけ。

チュンポンへは夜に着いた。
屋台で飯を食い、ビールで喉を潤して部屋に戻ると疲れからかすぐに眠りに着く。
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早朝、再び列車に乗り込んだ。
朝陽がまだ顔を見せない薄暗い空に浮かぶ月はまだ未熟だった。
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by tk-cafe | 2007-07-19 11:12 | 南インド・マレー半島の旅 | Trackback | Comments(6)

地の果てから来たビール

7月7日・8日、代々木公園でアースガーデン“夏”が開催されました。

あいにく空模様は一面の灰色。
頭痛持ちの僕は曇り空をずっと見てると何故か頭、目の奥が痛くなります。
でも曇り空は嫌いではなく、どちらかと言うと好きだったりするんです。
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とりあえずビールという事で、以前に飲んだ事のあるパレスチナのビールの
黒ビールの方を頂きました。

これがまた美味い。
ギネス(アイルランド)、ライオンスタウト(スリランカ)に次ぐ美味しさですね。
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内戦だらけの国でこんなに美味しいビールを作れるのは凄い。
しかも厳格なイスラム教の国で。

パレスチナという所は日本からはあまりにも遠すぎて、内戦やら何やらで
騒がれてもイマイチ実感が湧きません。
地の果ての感覚です。

アースガーデン以外では見た事も無いので結構珍しいのかもしれませんね。
もし、どこかで見かけたら飲んでみて下さい。

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さて、このクソみたいな梅雨を抜けたら夏です。

太陽の下で酒飲んで踊りましょう。
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by tk-cafe | 2007-07-13 10:22 | 日々のできごと | Trackback | Comments(6)

革命は今も続いている


フィデル・カストロという男の事は詳しくは知らない。
Tシャツやポスターでよく見かけるチェ・ゲバラと共にキューバで革命を起こした男。

そのカストロのドキュメンタリー映画、「コマンダンテ」が上映されている。

内容は、監督でもあるオリバーストーンがカストロに終始インタビューを
し続けると言う映画である。(アメリカでは上映禁止)
革命の経緯、アメリカとの関係、キューバ危機、ベトナム戦争、ソ連との外交、
ゲバラとの決別から女性関係に至るまでインタビューが行われた。

合計30時間に及ぶインタビューだったがカストロは1度もカメラを止めたり、返答の
やり直しをしなかったという。
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僕の中の社会主義国家のイメージが変わった。
キューバという国をもっと知りたくなった。
今も革命は続いている、と言った男の国を見てみたい。

カストロがこの世から居なくなる前にキューバを訪れたいと思う。

いや、必ず訪れよう。

映画のラスト、カストロがオリバーストーンに言った言葉が印象深い。
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「素晴らしい人生だ、君と会えた。」
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by tk-cafe | 2007-07-07 11:37 | 日々のできごと | Trackback | Comments(6)

ムカつくけどまた来るよ。

~前回のあらすじ~

ボンベイ空港へ向う鉄道に飛び乗った僕は最後の風景を楽しんでいた。
写真も数枚撮れたので満足して到着駅で下車する。

駅のホームで体格の良いインド人の男に切符を要求され、持っていた切符を渡すが…。

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インド人「おい、これは3等列車の切符じゃないか?お前が今乗ってたのは2等列車だぞ
     ペナルティとして追加料金を払ってもらうよ」

どうやら僕は茶色の列車と間違えて青色の、つまり2等列車に乗ってしまっていたようだ。

しかし、この男どうも怪しい。
国鉄の駅員にしては服装がラフだ。
紺のスラックスに半袖のワイシャツと言うのはどう見ても鉄道員ではない。
ははーん、こいつ騙して金を取る気だな、そうわ行くかよ。

僕は「そうなん?でも席に座って無いしずっと立ってたから問題ないやろ?バイバイ」
と適当な事を言って立ち去ろうとした。

が、なんとこの男は僕の腕を掴んできたのだ。

ここは舐められたらアカン、と大声で「not pay it!誰が払うかボケ!!」と言い放つ。

するとその騒ぎに気付いた他の仲間も集まってきて、計4人のインド人が僕をしっかりと
掴まえてどこかへ連れて行こうとするではないか。
野次馬もウヨウヨと集まってきてホームは人でごった返している。

この時に気付いた。

このオッサンらはもしかして本物の鉄道員では?
僕が単純に悪いのかもしれない。冷静に考えたら3等の切符で2等に乗っているのだから
座ろうが座るまいが関係ないか・・・?

インド=騙される、と言う方程式が頭の中にあったおかげで冷静に判断できなかった。

僕「待った!ちょっと待った!なんぼ払ろたらええの?!」

これで100ドルとか言われたら再び切れてやろうと思ったが実際は
320ルピー(約1000円)と妥当な金額だった。
領収書はあるんけ?出せんるけ?と聞くとあっさり出されて、素直にサインをする僕。

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タクシー代を節約したつもりが、タクシー料金以上のお金が掛かってしまった。

でもまぁムカつくけどこれはこれで良い思い出としよう。
いつの日かまたゴアに来た時にその分も楽しませてもらおう。


飛行機は定刻通りにバンコクへ向けて飛び立った。
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by tk-cafe | 2007-07-02 11:08 | 南インド・マレー半島の旅 | Trackback | Comments(6)

世界の車窓から ボンベイ編

相変わらず朝は効き過ぎた冷房のせいで鼻水が出ていた。

バックを背負い空港へ向う為、セントラル駅まで歩く。
ボンベイの空港までタクシーで行けば楽だが、40キロも離れている為値段が張ってしまう。
列車で空港の近くの駅まで行き、そこからバスを乗り継いで行く事にした。

駅で一番安い3等の切符を買い、近くにあった青色のラインの車両に乗り込む。
しかし、これが後に起こるトラブルの原因になる。
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列車は走行中にもかかわらず乗車するドアは開いたままだ。

おかげで景色を楽しめるし、風もそのまま入ってくるから快適だといえる。
ただ、自分自身が落ちないように注意は必要ではある。

車窓から見える景色はのどかな風景があるかと思えば、一転してボロボロの
小屋や、民家が線路沿いに立ち並ぶ。

ここに人が住めるのか?と疑問が湧いてしまう。
でも洗濯物などが干してあるので人が生活してるは間違いない。
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駅に到着して、一人の男が切符を渡せと言ってきた。
インド門へ行った時は駅で切符を渡す改札も無くそのまま出て来られたのに。

持っていた3等切符を渡すと、男の顔つきが変わった。
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by tk-cafe | 2007-07-01 02:09 | 南インド・マレー半島の旅 | Trackback | Comments(4)


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