<   2007年 01月 ( 5 )   > この月の画像一覧

Mosquito War

カラングートビーチに来た理由の一つとして、非常に評判の良い
ゲストハウスの情報があったからだ。

『ロマルドゲストハウス』と言う名の宿はどこかの旅サイトや掲示板などに
よく名前が挙げられていた。
行き方が一応書いてあったので、メモを取っておいたが
「~の像から南へ5分」とか「~の先の道の1本目を入って行くとある」
などと言う大まかに書かれかたで辿り着くまでにかなりの時間がかかった。

そして辿り着いたは良いが、人気のゲストハウスなだけに満室だった。

しかし、宿のオヤジが隣ゲストハウスの隣にある小屋を250ルピー(約750円)で
泊まらせてくれると言うので、お言葉に甘えて泊まらせてもらう事に。
e0057760_8582092.jpg

小屋の中は多少汚れていたが、とても広くシャワーもトイレも中に設置されていた。

鍵を貰い荷物を下ろして、2日ぶりにシャワーを浴びてスッキリした僕は、
入り口にある椅子に座りビール(60円)を飲み始めた。

東南アジアの様に蒸し暑くなく、心地の良い風も吹いているので
非常に過ごし易い。

e0057760_971091.jpg


だが夜になるとこの小屋には重大な欠陥がある事に気が付いた。
窓に鉄格子があって泥棒は入ってこないのは良いが、窓ガラスが無く
網戸も無いので蚊がアホほど入って来くるのだ。

全身を布で包み頭には帽子を被って寝ていると、さらけ出した顔に
全ての蚊が集まってきて顔面がボコボコになった。

e0057760_915244.jpg


マラリアを恐れた僕はその小屋から翌日の朝、逃げるように
チェックアウトしたのは言うまでも無い。
[PR]
by tk-cafe | 2007-01-27 09:21 | 南インド・マレー半島の旅 | Trackback | Comments(8)

GOA

インドの山道を走っている。

ボンベイからゴアまでは約16時間、かなりの長丁場だ。
少しの値段の差で、寝台バスでは無く普通のバスを選んだ事を後悔していた。
さらに、山道と言うのもあってかなり寒い。

隣の席にガタイの良いインド人が最初乗ってきた時はうっとうしかったが、
今では逆に彼の体温が暖かく僕にとってホッカイロ的な役割になっていた。

バスは走り続け翌日の午前にパナジに着いた。
ここからはビーチまでバスで行くのだが、アンジュナビーチに行くかカラングートビーチ
に行くかで迷ったのだが、とりあえず比較的にぎやかなカラングートへ向った。
ちなみにアンジュナビーチはヒッピー文化的な雰囲気が未だに残っていて、
イスラエル人が多く、沈没した日本人達もここにいるらしい。

ローカルバスは狭く足も組めない様な座席だったが30分もするとビーチの看板や
商店が次第に見えてきて僕の気分を高まらせてくれる。

バスが到着し、まずは海を見ようとビーチへバックパックを背負ったまま歩き出した。
期待につられて歩く速度も速まる。

e0057760_9474063.jpg


そこには確かにあった。

黄金のゴアが。
[PR]
by tk-cafe | 2007-01-24 09:49 | 南インド・マレー半島の旅 | Trackback | Comments(8)

続・暗夜行路 

ボンベイの宿事情は最悪と聞いていた。

値段は高くなる一方なのに、宿の質がついていってないと言う。
要するにポカラの逆になる。
ポカラは宿の数が旅人の数よりも遥かに多い為、おのずと質は上がって
いき、そして値段は安くなり旅人にとっては理想の形だ。

そうなると下手に夜の街で宿を探し回るよりも少し値段は高いのが難点だが、
有名なYMCAに泊まった方良いだろうと思っていた。
地図を頼りに歩くが夜道の為、方角が合っているのか間違っているのか
よくわからない。
タクシーの運転手やビルの警備員にも聞くが首を横に振られる。

ウロウロしてるうちに時間が経ち午後10時を過ぎた。

夜道でバックパックを背負ってうろついてる人間は不幸にも僕一人なので
やたらと目立つ。
暗闇の中からこっちへ視線を向けているのがわかる。
いつ狙われてもおかしくない。

背後に神経を集中し、眼は何かを睨んでるかのごとく鋭くする。
本当に来ては困るのだが「来るなら来い!」と気合だけは入れておかないと
油断した時に災難はやって来る。

YMCAを諦めた僕は、ガイドブックに載っていた別のホテル、リポンパレスへ向った。

今度は意外とあっさりたどり着く事ができたが、値段を聞くとシングルで
620ルピー(約1900円)と言うあほらしい料金。
高過ぎるので別のホテルを探そうと思ったが、またバックを背負い夜の街へ
出るのが億劫だったので、狭く、そして異常にクーラーの効いた部屋で
一夜を過ごす事にした。

その夜はそのままシャワーも浴びず寝てしまった。

翌日の早朝、外へ出てみるとボンベイの街は
慌ただしく動き出していた。
e0057760_9215861.jpg


騒音をたてながら走るバスやタクシーを見ながら思った。

早くゴアへ行こう・・・。
[PR]
by tk-cafe | 2007-01-21 09:56 | 南インド・マレー半島の旅 | Trackback | Comments(0)

暗夜行路

間隔の長い街灯の下をタクシーは走り続ける。

タクシーのオヤジは無言だ。
窓の外を目を凝らして見ると暗闇の中に人々がうごめいている。

空から見たボンベイは光で満ちていたが、いざ光の中に入ってしまうと
そうでも無い事に気付かされる。
あまりキョロキョロすると、インド初心者だとバレるのであえて少しデカイ態度で
興味無さげな振りをする僕がいた。

しかし、目の中に入ってくるのものと言えば見慣れないものばかりで見たくて
仕方が無い。電球一つで屋台を出している店や、尋常じゃ無い位に如何わしい
パブのような店。
フロントガラスから前を見ていると少女が道路の真ん中をタクシーに向けて
走ってくる!「確実に轢く!!」と思ったら少女はそのまますり抜けたかのように
消えて行った。

そんな事を繰り返しながら目的地のセントラルステーションにたどり着いた。

ここで安心は出来ない。

金はすでに払ってある。
追加請求されたら確実にキレて怒鳴ってやろうと決めていた。

だが、

彼はニコリと微笑んでいるだけだ。

彼は紳士だった。
セコイ金をせびるタイプのタクシードライバーでは無かったのだ。

見かけで彼を判断していた自分を恥じた。
僕は感激して(日本では当たり前の事だが)彼に握手を求め、彼もそれに
答えて力強い握手を返してくれた。

ここからが本当の始まりだ。

駅の辺りは街灯や店の光はあれど暗い。
頼りないガイドブックの地図を頼りに今夜の宿を探さなければならない。
屋台、ホームレス、客引きのインド人達の視線が僕に向いた。

不安な気持ちでいっぱいの自分自身を踏みつけて
街の中へ歩き出した。
[PR]
by tk-cafe | 2007-01-06 05:37 | 南インド・マレー半島の旅 | Trackback | Comments(6)

A Happy New Year 2007!


昨年は細々と書いているブログながらご観覧頂き
有難うございました。

今年も宜しくお願いします。

このブログを見て頂いた方々に「旅に出たい!」と思ってもらえるような
写真や文をアップして行ければ良いなと思っています。

e0057760_94425100.jpg


酒と音楽と本と映画・・・そして旅。

2007年も良い年でありますように!
[PR]
by tk-cafe | 2007-01-02 09:45 | 日々のできごと | Trackback | Comments(12)


旅や日常(酒)


by tk-cafe

プロフィールを見る
画像一覧

カテゴリ

全体
プロフィール
インドシナ半島の旅
ネパールの旅
南インド・マレー半島の旅
チュニジア・サハラへの旅
台湾的小旅
革命の国・キューバ
タイ・パンガン島の日々
南米三ヵ国の旅
アジア
吉祥寺
国内の旅
沖縄・八重山諸島
日々のできごと
石垣島での日々
料理
映画
アウトドア
自転車

フォロー中のブログ

うちの食卓 Non so...
旅の記憶 - trave...
非天然色東京画
旅とパンのスロウな日々
ゆっくりFrogライフ ...
旅する家職人
ばーさんがじーさんに作る食卓
アジアびと in Sin...
アジアⅩのブログ
kaz-traveltr...
枇杷茶房寫眞帳
安曇野カンポンLIFE 
ひるねやの日々
Rio Despacio
旅。 ときどき猫。
day's photo.
A Bell Will ...
旅空日記(写真家・三井昌...
牟礼村から
だまされたっていいんだよ
LOOTONE
気ままに、ちょっと我がま...
GUGU blog
人間について考える人達
台中滞在日記
旅を撮る
h u m m i n ...

最新のコメント

> あづさん ありがと..
by tk-cafe at 01:15
ご無沙汰しております。 ..
by あづ at 00:43
> はせこさん はじめ..
by tk-cafe at 01:01
はじめまして。 い..
by はせこ at 20:21
> maaro358さん..
by tk-cafe at 18:00
はじめまして。 素..
by maaro358 at 08:50
>サミーさん エエ感じ..
by tk-cafe at 15:24
2,3月と休みを小分けし..
by サミー at 16:19
>travel-arra..
by tk-cafe at 22:27
どこかわかりませんが、寒..
by travel-arrange at 20:26

ライフログ


永遠の0 (講談社文庫)


日台の「心と心の絆」~素晴らしき日本人へ


ベトナム戦記 (朝日文庫)


サイゴンから来た妻と娘


ワイルドサイドを歩け


深夜特急〈1〉香港・マカオ


地球はグラスのふちを回る (新潮文庫)


新日本人に訊け!


勝手に生きろ! (河出文庫 フ 3-5)


ゲバラ日記


ありきたりの狂気の物語 (新潮文庫)


ニュートラル(10) NEUTRAL 美しき十字路、中米カリブ


オーパ! (集英社文庫 122-A)


coyote(コヨーテ)No.8 特集・沢木耕太郎「深夜特急ノート」旅がはじまる時


アジア旅人


加筆完全版 宣戦布告 上 (講談社文庫)


加筆完全版 宣戦布告 下 (講談社文庫)


スナッチ デラックス・コレクターズ・エディション


ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ


トレインスポッティング 特別編


ブエナ☆ビスタ☆ソシアル☆クラブ


リトル・ミス・サンシャイン [DVD]


パルプ・フィクション


ディナーラッシュ


ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア


Original Sounds of the Zion


STARS


Good Times


Sing A Song...Lighter!


Pieces


HEART STATION

ブログパーツ

www.flickr.com
Row_Hikata's items Go to Row_Hikata's photostream

記事ランキング

以前の記事

2016年 04月
2015年 08月
2015年 06月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 01月
2014年 11月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
more...

ブログジャンル

旅行・お出かけ
アウトドア

検索

画像一覧