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うまくいかないバスの旅

チェンマイから南下した僕は古都スコータイを目指した。

チェンマイから北上しそのままラオスに入ると言うH君に別れを告げ、午前中の
スコータイ行きの中距離バスに乗り込む。

バスの中はヨーロピアンが数人と地元のタイ人の家族やビジネスマンがいるだけで、
席は程よく空いており、2つの席を一人で座れる具合だった。

スコータイはバスターミナルから街までかなり遠いので、歩くのはかなり
しんどいと言う話を聞いていたので、夕方までには着いてトゥクトゥクの交渉を
しようと考えていた。

クーラーも効いてるし乗り心地も悪くない、何の問題も無くスコータイへ行ける
ものだと信じ切っていた。

数時間して来るとパラパラと人々が下車し始め、とある街に着くとバックパッカー風の
ヨーロピアン達も含めた全員が降りて行った。

そうか、ここがスコータイか!僕はあわててバスを降りトゥクトゥクを探そうと
周りを見回した。

しかし、どうもおかしい。

街並がある中にバスターミナルがあるのだ。

もしかしたら新しいバスターミナルが出来て、そこに着いたのかなと思い宿を
探そうとするが、やはり何かがおかしい。

一応街の人に聞いてみる。

 僕「この街ってスコータイっすよね?」
住民「คญฆงฅชณฟภ?มยลว ฬธนซทพฌ  ฒร ฮ」
 僕「はひっ??」

・・・どうやら違うようだ。

別のOL風の女性に聞くと、どうやら僕は一つ前の街で降りてしまったのだった。

なんというイージーミスだろう。
バスの運転手に一言聞けばよかったのに、それすらしなかった。

女性は親切な人でバスの切符売り場まで行ってスコータイまでのチケットを
窓口で確認してくれている。

すると50バーツだと言う。

どうしてスコータイまでの料金を払ったのにまた払わないといけないのか!と
怒り狂いかかりかけたが悪いのは自分だし、怒りをあまり前面に出すとせっかく
親切に教えてくれた女性に失礼なので、女性に礼を言うとバスの切符を買った。

バスはあまり良くない状態の道を進む。

太陽が地平線から半分だけ顔を出し、もうすぐ夜に変わると言う瞬間を
見ながら思った。


こういう事が起こるから『旅』は面白いんだろうな、と。
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by tk-cafe | 2006-08-31 10:27 | ネパールの旅 | Trackback | Comments(4)

wind blow'06

夏フェスに行って来ました。

カンボジアで出会ったOさんとOちゃんと3人で、東京から車をかっ飛ばし静岡は
相良シーサイドパークまで。

当初の天気予報では終日雨の予報で、自分の雨男ぶりに心底絶望して
凹んでいたのですが、着いてみたら見事なまでの快晴、ピーカンでした。
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今回のフェスのお目当ては何といってもBAGDAD CAFE THE trench townでした。
先日CDを買って聴いてから見事にハマってしまったのです。

ライブは予想通りに大盛り上がりで、身体を心地よく揺らす人の波が会場全体を
流れていました。
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他にもKeisonやPAPA U-Gee with ZION HIGH PLAYAZにもやられました。

やっぱりええ感じですね、夏の空の下でレゲエを聴きながらビール飲んで踊るのは
最高です。

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カメラを持って行ってなかったので、携帯カメラでの撮影になってしまったのが
残念でしたが、夏の思い出はこれで一応思い残す事無く終わりました。

来年行かれる方がいたら会場で会いましょう!
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by tk-cafe | 2006-08-28 16:45 | 日々のできごと | Trackback | Comments(10)

100年の時を経て

2日目は、セクサンハウスのオーナー、セクサン氏がチェンマイを
1日200バーツで周ってくれると言う。

値段は高いのか安いのかわからないが、観光ツアーには参加しないタイプ
であったにもかかわらず参加したのは、自家用のジープと言う事もありドライブ
がてら連れて行って貰う事にしたのだ。

宿に停まっていたドイツ人2人と僕とH君でチェンマイ観光が始まった。
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山の方に車を走らせ上まで行くと黄金寺院があった。

寺院の説明を詳しく話してくれるのかと思っていたら、今まで抱いた事のある国々の
女の事をばかり話しているのが面白かった。
かしこまった観光なんかよりこっちの方が気楽で面白い。

黄金に輝く寺院を見ながら女の話をするのも聞くのも良いものだ。

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寺院を見て周るとセクサン氏が、こっちに珍しいものがあるから来て!と
言うので行ってみる。

セクサン氏曰く100年振りに開花したと言う花がそこにはあった。

それはまるで、花と言うよりも生き物の様に見えた。
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100年の封印が解けた花は、灼熱の太陽に照らされながらも必死に
短い命を燃やしているかの様だった。
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by tk-cafe | 2006-08-22 16:52 | ネパールの旅 | Trackback | Comments(6)

星にお願い

バスはチェンマイの外れのガソリンスタンドへ着いた。

そこにはソンテウと呼ばれる乗り合いタクシーが停まっており、そのままその車に
乗せられた僕達は、とあるゲストハウスに連れて行かれる事に。

そこはトレッキングツアーを扱っているゲストハウスだったので、トレッキングに
興味の無かった僕はその場を離れて、自分の停まる宿を見つける事にした。

カオサンでチェンマイ行きのチケットを買ったお店のオーナーの
知り合いだと言うゲストハウスに、同じく一人旅をしていた日本人の
H君と一緒に向かった。

城壁に囲まれた旧市街からかなり離れた所にそのゲストハウス
「セクサンハウス」はあった。

かなり広めの部屋に通され荷物を置くと、そのままH君と街をブラブラ見て
まわる事にする。
一番の名物は夜になると出てくるナイトマーケットだった。

ナイトマーケットの帰り道、食堂に立ち寄りビールで乾杯をした。


この日、僕は26歳になった。


25歳の誕生日はベトナムのホイアンで迎え、26歳の誕生日をタイのチェンマイで
迎えた僕は何故か急に可笑しくなった。

この先も色んな国で誕生日を迎えられるかもしれないと思うと、嬉しくて
仕方が無くなり柄にも無く星空に願い事をする始末だった。


そしてチェンマイの夜は暮れていく。
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by tk-cafe | 2006-08-18 09:47 | ネパールの旅 | Trackback | Comments(10)

着かないバス

ふと目が覚めるとバスは停車していた。

朝になっていたので辺りは明るかった。
しかし、窓から外を見ると何も無い広場に停まってるだけでどう見ても
チェンマイとは思えない。

バスを降り運転手に聞いてみると、再びパンクをして立ち往生をしている
のだと申し訳無さそうに答えた。
あと何時間かかるの?と聞くと再び申し訳無さそうに、
5時間位かな…と答えた。

やはり安いチケットにはワケがあったのだと納得し、仕方なく席で眠ろうとするが
運転手が何故か爆音でタイポップスを車内で流しだす。

通路を挟んで隣に座っていたヨーロピアンの男がこっそり運転席まで行って
ボリュームを最小まで下げて笑いながら戻ってくる。
すると、おかしいな?と言う様な顔をして運転手が再びボリュームを上げに来る。
再びヨーロピアンの男がボリュームを下げに行く。

そのやり取りを見て思わず口を押さえながら笑ってしまう。

修理を終えたバスは出発し、無事にチェンマイの街へたどり着いた。
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結局予定よりも5時間遅れの17時間と言う長旅になった。
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by tk-cafe | 2006-08-13 18:14 | ネパールの旅 | Trackback | Comments(0)

見て見ぬふり


翌日の夕方にカオサンロードのバイヨンビルの前に集まり、近くの大通りまで
バスに乗る為に移動する。

バスは新しくて大きく、そして何よりも綺麗だった。

さすがはタイ王国。

昔はタイは遅れていると思っていたが、東南アジアや西アジアの国を訪れると、
タイはかなり豊かで進んでいる国と言うイメージに変わっていた。

バスの席は半分埋まっていた。
日本人も数人いたので目が合って感じの良さそうな人の隣に座ろうとしたが
誰も目を合わしてくれず、挙句は目を合わしても知らない振りをされる始末だった。

仕方なく、先頭の誰かが座ってるかも知れない席を無理やり座る事にする。
しかし、実際は誰も座っておらず特等席を手に入れる事が出来たのだ。

チェンマイまでの予定時間は12時間。

ネパールの過酷なバスの旅をしてきた僕は完全にタイのバスを楽だと
思い込んでいたし、ナメていた。

バスは最初は順調に走っていた。
しばらくして走行に違和感が感じられ、パンクが判明する。

もちろんスペアのタイヤに交換してすぐにでも出発だだと思ったら、スペアを
積んでいないと言う。
近くのガソリンスタンドまで行くがそこにも無い。
会社に連絡して持ってきて貰うのを待つしかないのだった。

1時間程して修理が終わり再び出発する。

この辺りから睡魔が襲い、起きた時にはチェンマイの街が向かえてくれるだろうと
心地よい眠りに着いた。


100バーツのチケットだと言う事はすっかり忘れて。
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by tk-cafe | 2006-08-12 23:18 | ネパールの旅 | Trackback | Comments(0)

何もしない休日

ゆっくりとした時間が流れている。

音楽を聴いて映画を観て本を読んだりするだけの充実した休日。


今日は酒を一切飲まない日。
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月桂冠の永作博美の出てるCMを観てると、アサリの酒蒸しを急に食べたくなり
スーパーに走る。

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嗚呼、美味かった。
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by tk-cafe | 2006-08-09 23:31 | 日々のできごと | Trackback | Comments(6)

100バーツの旅

バンコクはとにかく暑い。

空港を出た途端にぬめりつく様な空気が身体全体にまとわりつく。

とりあえずカオサンに向かい宿を探すが、どこも満室でなかなか見つからない。
カオサンで空室が出来るのは完全なオフシーズンだけなのだろうか?

何とか宿を決め、屋台で買った焼き鳥や焼きそばを食べながら
ビールを胃に注ぎ込む。

やはりビールは暑い時に、身体に流し込むのが一番美味い。
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翌日、ブラブラとカオサンを歩いていると、とある張り紙を見付けた。

  『バンコク→チェンマイ  100バーツ』

なんだこの値段は?

エアポートバスが100バーツなのに、北へ700kmも離れた街へたった
100バーツで行けるのか?

噂でェンマイ行きのバスはかなり安く行けると聞いていた。
それにしても100バーツとは・・・。

もちろん帰国まで数日の余裕があった僕がそのチケットを買わない
理由は無かった。
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が、しかし


やはり100バーツは100バーツだという事を出発してから
思い知らされた。
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by tk-cafe | 2006-08-09 09:31 | ネパールの旅 | Trackback | Comments(8)

線香花火


誰かが線香花火は恋の様だと言った。
僕は線香花火は人生の様だと思った。

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始めからバチバチと大きく燃えながら良い調子かと思わせておいて、
急に弱くなって落ちてしまう線香花火。

始めは全然燃えなかったが途中で激しく燃え出して最後まで激しく燃えて
落ちていく線香花火。

最後まで燻りながら燃えずにいたが、最後の最後で激しく燃えて落ちる線香花火。





色んな燃え方があるように色んな人生がある。
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by tk-cafe | 2006-08-04 09:13 | 日々のできごと | Trackback | Comments(2)

下界へ

カトマンズ発バンコク行きの便は朝が早い為、午前5時に起床し
マイホームゲストハウスに別れを告げた。

朝が早いので、前日の夜に全て宿代を精算しておいたのだった。

薄暗い道を少し歩くとタクシーが待機している。
ふっかけられると思ったが一応相場の200ルピーで始めると以外にも
あっさり引き受けてくれた。
もう少し値切る事も可能だっただろうが、運転手の人の良さそうな
雰囲気もあってそのまま乗り込んだ。

無言のままタクシーは走る。

空港に近づくと厳重な警備がされており、パスポートや航空券を見せないと
進めない状態だった。

タクシーの運転手に昨夜買っておいたパンを半分あげて、手を振って
別れると、また感傷的な気持ちになってきた。

中に入ろうと思うがまだ入り口が開いていないので、仕方なく並ぶのだが
薄着の僕にはかなり寒い。

1ヶ月前ネパールに来た時はまだここまで寒くなかったな…などと
考えてる内に入り口が開けられて手続きを済ます。

搭乗するにもさらに厳重な荷物検査があるのが驚きだ。
検査員が僕のバックをまさぐり、ふと何かを手に取ると僕に向かって

「これは飛行機に持って入れないよ。別にしてくれるかい?」

と言われる。

ふと見ると100円ライターだった。
しかも以前僕が働いていたキャバクラのライターで

    『吉祥寺 クラブ ○○○』

と書いてあるのだ。

妙に可笑しくなった僕は検査員に、「君にあげるよ」と言うと彼は少し口元を
ほころばせて小さく「サンキュ-」と礼を言った。

飛行機は予定時刻よりやや遅れて出発した。

窓の外を見ながらネパールでの出来事を思い出していた。
超大国の中国とインドに挟まれ、山々に囲まれた国ネパール。

初めて訪れたにもかかわらず懐かしい匂いがした時から1ヶ月間の
色んな事が思い浮かんで来る。

それにしてもポカラはよかった…。
しかし、そのポカラに匹敵する位の沈没地の話をそのポカラで聞いたのだ。

その土地の名前だけはよく知っていた。
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その場所はインド・ゴア。

アラビア海に面していて、かつてヒッピーの3大聖地と呼ばれていた場所。




僕の心はすでに決まっていた。
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by tk-cafe | 2006-08-02 12:09 | ネパールの旅 | Trackback | Comments(2)


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